ゾッとする怖い話

怖い話のまとめ

映画館横の雑居ビル

今からもう14年くらい前の中学2年の時の話です。 
日曜日に仲の良い友人達と3人で映画を観に行こうという話になりました。 
友人達を仮にAとBとします。 

私の住んでる町は小さくて映画がある町まで出るということは、 
田舎の中学生の私達にとって大きなイベントでした。 
土曜の夜、うきうきしながら家にいるとBから電話がありました。 
「ごめん、明日バイオリンのレッスンがあったんだった。 
ちょうど映画が終わるくらいの時間にレッスンも終わるから○○町 
(映画館がある町の名前)の駅の改札あたりで待ち合わせしよう」 
という内容でした。Bは結構なおぼっちゃんだったので 
バイオリンを習っていたのです。 

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死守り

柔道五段、がっしりした体格で、土と汗のにおいのするでかい背中。 
日に焼けた顔。俺がろくでもないことをする度にぶっ飛ばされた、荒れた手。 
素直じゃなくて憎まれ口ばっかり叩いてた俺は、それでもやっぱりじじいが好きで、 
だから(自分なりに)親しみを込めてじじいと呼んでいた。 
俺が今も尊敬して止まない、そんなじじいの葬式の通夜での話。 

5年前、7月の終り頃。 
俺の故郷は、今では薄れたとはいえ、それでも土着の、独自の信仰がまだ残っている。 
一般的な葬式の通夜は、酒飲んで騒いで、ってな感じ(なのか?よくわからんけど) 
俺の地元の場合はかなり異様で、四方が襖になっている部屋を締め切り、仏(このときはじじい)を中心に安置し、 
血縁の男4人がそれに背を向け、四方に座るというもの。更にこの時、各々が白木の柄の小刀一振り(村で神事用に管理してるのを借りる)を傍らに置く。 

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タロじ


俺の家の二階は、部屋が三つある。そのうち二つが俺と姉の部屋で、 
あと一つが今これを書いているパソコンやテレビがある父の書斎。 
間取り的には、俺の部屋が姉の部屋の向かいにあって、姉の部屋と書斎が隣り合う形になっている。 

んで、一年ほど前から、書斎でテレビ見たり、パソコンでネットしてるときとかに、 
隣の姉の部屋から誰かがブツブツ言っている声が聞こえる。 
最初に聞いたときは、おおかた、姉が電話でもしているんだろうと思っていた。 
で、何日かして、またいつものように声がしはじめた。 


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電車女

一年前に体験した洒落にならない話。 

夏ぐらいに千葉にあるクラブに行った帰り。始発電車に乗る為少しだけ先にクラブを出て、駅まで歩いていた。 
空は夜明けの薄明かりで車も人もいなかった。 

クラブ帰りなのか、10メートルくらい離れた所に女の子が一人でヨタヨタ歩いていた。 
もう千鳥足っつうか、カトチャンぐらいに揺れていた。 
俺は後ろから一定の距離を保って歩いていたんだけど、その女は靴を片方しか履いて無かったみたいでミュールの『カツカツ』とゆう音を出していた。 

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出生の秘密

自慢じゃないが私は憑かれやすい 
または『良くないモノ』を寄せつけやすい体質らしい。 
昔から婆さんにお守りを持たされ続けてきた。 
何でお守りなんか持たされるのか、子供心に不思議でならなかったが 
14歳の誕生日、祖父母両親から初めてこんな話を聞かされた。 
(見てるワケ無いですが見たかのように書きます) 

私が生まれてくる前、母親の胎ん中に居た時の話だ。 
跡継ぎになる男の子を授かったと 親戚一同集まってお祝いがあった。 
妊娠8ヶ月を迎えていた身重に大事があってはいけないと、 
祖母は母を連れて奥の間、仏壇のある部屋で休んでいたそうだ。 

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