私の趣味は戦争の跡地巡りで、先日千葉県の房総半島にある大房岬の要塞跡に訪れたときのことです。
人気のある観光地らしく、私が要塞入り口に立った時中から大勢の観光客が出てきました。
人気のある観光地らしく、私が要塞入り口に立った時中から大勢の観光客が出てきました。
観光バスツアーで来たようで、人が途切れるのを待ちました。
人が途切れたので中に入ると、さっきまで大勢の人がいたのに、今は誰もいません。
シーンと静まり返った要塞跡は少し不気味でしたが、私は一人で写真を撮り始めました。
夢中になって写真を撮っていたので、どれくらいの時間が経ったのかわかりません。
しかし、不思議なことに誰も入ってこないのです。
私が最後の観光客だったのでしょうか…。
なんだか嫌な感じがして戻ろうとしたとき、さっきまで誰もいなかった要塞跡に人の気配がしました。
よく見ると左ななめ前方に人が立っています。
軍服!?
そう、なぜかその人は軍服を着ていたのです。
私に背を向けた状態で立っていましたが、よく見ると下半身がありませんでした。
恐怖で身動きできずしばらく立ったままでいると、そのままフッと消えてしまったのです。
無念さを感じさせたあの背中が、今でも心に残っています。
人が途切れたので中に入ると、さっきまで大勢の人がいたのに、今は誰もいません。
シーンと静まり返った要塞跡は少し不気味でしたが、私は一人で写真を撮り始めました。
夢中になって写真を撮っていたので、どれくらいの時間が経ったのかわかりません。
しかし、不思議なことに誰も入ってこないのです。
私が最後の観光客だったのでしょうか…。
なんだか嫌な感じがして戻ろうとしたとき、さっきまで誰もいなかった要塞跡に人の気配がしました。
よく見ると左ななめ前方に人が立っています。
軍服!?
そう、なぜかその人は軍服を着ていたのです。
私に背を向けた状態で立っていましたが、よく見ると下半身がありませんでした。
恐怖で身動きできずしばらく立ったままでいると、そのままフッと消えてしまったのです。
無念さを感じさせたあの背中が、今でも心に残っています。