2年くらい前の話。

ふと夜中に目が醒めたら室内に人影があった。
寝てる私(女)に、今まさに覆い被さろうとしている人影(カーテン閉めていて、電灯も消していたので、確かではないのですが、全裸の男)がいて、吃驚して声も出せずにいると、腕を伸ばしてきて首を締め上げようとする。

咄嗟に私は、その男の腕と自分の首の間に手を捻じ込み、必死に締められるのだけは防ごうとした。


が、締めてくる腕に抵抗して押し返していると、じりじりと圧迫感が緩んでくる。

『もしかしてコイツ力ものすごく弱い?』

なんて思いながら、しばらくぐいぐいやってると、そのうち振り解けてしまった。

それでもまあ私半泣きで、気が動転したまま

「さっさと出てけ!」

みたいな事を言うと、

「誰にも言うな、言うなよ」

とか言いながら玄関から帰っていった。

暫く呆然とした後、何を思ったのか私がまず取った行動は「仲の良かった異性の同僚に電話で泣きつく」ことであり、彼に「警察に連絡は!?」と言われて、ようやく我に返って110番した。

何より、鍵が壊されたりしていなかったのが一番怖かった。
普段から戸締りはきっちり確認する方なので、恐らく鍵の掛け忘れはないと思うのだが…

追加で思い出したことを少し。
警察が来て事情を話している際に
指摘されて初めて気がついたんだが

何故か、右目のみが真っ赤に充血してた。
「絞められたりするとそうなることもある」
と教えてもらった。

その後、会社で寮替わりに、何部屋か借り上げてるマンションだったんで、
同棟別部屋にプチ引越し。(金なかったんで…)
例の同僚がドアに仕掛ける防犯ブザーをプレゼントしてくれたんで、ありがたく使わせてもらったり。

とりあえず基本なことですけど、
引越し後の鍵の付け替えは必須ですね、やっぱり。